Webデザイン業界で求められるスキルを知って転職

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どの職種でも転職を考えるのは20代後半から30代前半です。この世代のWebデザイナーの雇用形態は派遣が多いので、この転職ラッシュの年代に正社員という肩書きを求める人が大勢います。派遣から正社員へと転身することと、ここ10年のWebデザイナーが持っているスキルを合わせて考慮した時、Webデザイン業界の転職が非常に難しいものへとなっていくのです。
まず、今転職したいWebデザイナーのスキルについて考察してみましょう。ここ10年のWebデザイナーは、WebデザインとDTPデザインの2足のわらじでランディングページを量産してきたキャリアの持ち主が多くいます。その能力でもって転職をするとなると、Webデザイン一本では難しいものがあります。その場合、デザインセンスのレベルはかなり秀逸なものを求められるからです。しかし、WebとDTPをやっている中途半端な立ち位置にいるWebデザイナーの中にはそこまでのスキルを持っている人はほとんどいません。
では、転職を希望するWebデザイナーに求められるスキルとはどんなものでしょうか。Webデザイン単体ではなく、ユーザーインターフェースの設計や知識、ユーザーエクスペリエンスのデザインなど、ディレクションのスキルを求められているのです。そのスキルは派遣の立場で身に付けることはとても難しく、これが転職を難しくしている要因でもあります。転職する時には現在の仕事の形態だけではなく、その先を見据えた上で転職そのものを検討していかなくてはならないでしょう。
今の世の中はこんなにもWeb技術が普及し、あらゆるWebデザインで世の中が埋め尽くされています。しかし、技術や流行が大きく変わってしまえば今までの仕事そのものの価値を失う可能性は大いにあります。もし仮に、特別な技術が必要とされるフォトショップやイラストレーターといったソフトに代わる誰でも使える同じようなツールが出来てしまえば、今持っているスキルの価値は全く失ってしまうこともあるわけです。
ファッションであろうが、Webデザインであろうが、流行するものは風化する速度も速いのです。Webデザイン業界はその速度が特に早く、デザインの中身だけでなくデザインの役割さえも進化し、変化し続けていくものだということを念頭に置いておくだけで、転職へのアプローチは違ってくるのではないでしょうか。
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