美容業界の離職率と転職サポート

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美容業界は転職・離職・退職率がかなり高い職種です。あるアンケートでは離職率は1年目で50%、3年目で80%、10年目で90%を超えるそうです。そして、転職・離職の具体的な理由として大きく3つの問題が挙げられています。
まず1つ目は「賃金が安すぎる」事が挙げられます。政府が2012年に発表した賃金構造基本統計調査を見ると、美容師と他産業を比較すると賃金の差は歴然です。賃金は年収で、一般は471万円に対して理美容は282万円。明らかに安い賃金が離職率の高い原因の1つになっています。給料が安いため離職率が高くなり、離職率が高いため平均給料も低くなっていくという現状です。
そして2つ目は「年齢が高くなると辞めざるを得なくなる」という部分です。平均年齢が一般企業で41.5歳のところ、理美容は28.4歳と若い業界です。離職率が高く、平均年齢が若いため賃金が安いという状況ですが、男性の美容師は20歳から34歳までで被雇用者の87%を占め、35歳以上は12%、40歳以上となると6%しかいないというデータもあり、年齢が上がるにつれ辞めざるを得なくなるという実態も原因の一つのようです。
3つ目は「人間関係の問題」です。人間関係の問題の大半が店長かオーナーとの相性にあるようです。
資格をもっているからといって安易に転職をするのではなく、お客様とのコミュニケーションをはじめ現場でしか覚えられない事がたくさんあります。指名してくれるお客様が何名もいるような腕を持ってからの転職でなければ、転職してからも美容業界で勤めていくのが厳しい可能性が高いので、じっくり経験を積んでから転職活動に臨みましょう。次に働くお店を探す時には転職サイトを使うと便利です。美容師専門の転職サイトもありますので、参考にしてみるのも良いでしょう。美ジョブナビでは専任講師による指導でスタイリストやトップデザイナーへのステップアップもできます。
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