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インターネット技術に影響するデザイン

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Webデザインとインターネット

デザイナーにも色々な種類がありますが、Webデザイン業界ほど凄まじいスピードで変化している世界はありません。パソコンやスマホのハードの進化により、ソフトの対応もつられてスピードが速くなっているのです。パソコンは10年前とは別物の処理スピードを手にしました。かつてのWebサイトのように、見た目だけをつくるということだけではものたりなく、サイト閲覧中のユーザーにプログラムを駆使してそれぞれの情報をインターネットで提供できるようになりました。とても速いスピードで技術がどんどん新しくなることにより、Webデザイナーが転職する際には今持っている技術を活かすための転職では難しいのです。

Webデザインの根本

そもそもWebデザインで一番に求められることは美しいグラフィックを作ることではありません。今ある技術の使い方を知っているかどうかということでもありません。クライアントが提供したいことを、どうしたらユーザーのストレスなく提供できるかということです。技術を使うためのデザイン、ではなく、より良いデザインにするための技術でなければなりません。

ユーザーが求めるのは

スマホやパソコンでインターネットを見ることでも、図書館で本を借りることでも、ユーザーにとって一番に考えなければならないのは「わかりやすい」ということです。いかにユーザーに優しくできるかということがデザインの根底にあります。インターネットをパソコンの前でじっくりと見る前提だったWebの世界は、料理の片手間にレシピ本の代わりとして活用されたり、ランニング中にスピードを落とさないように情報を得たりする世界へと変化しています。そしてそれは常に過渡期にすぎず、この先もどんどん変化し続けていくことでしょう。

Webデザイナーが敏感になるべきこと

ではこの変化が早い時代の中で、Webデザイナーが敏感になるべきことは何なのでしょうか。それは「ユーザーの感じる価値について」です。ユーザーが求めることは前述しましたが、ユーザーが欲しいと思っている情報、機能、操作性、便利さ、美しさ、かっこよさ、または、ユーザーが使用することにより隣にいる誰かがそれをかっこいい、素敵、と思えるかどうか。ユーザーが優越感を感じて使うことができれば、それが広まることによって価値が生まれます。その価値は人間である限り、ほぼ変わることはありません。しかし、それを感じさせるデザインは日々変わっていくのです。その根底をわかっていれば、転職のサポートも受けやすくなるでしょう。

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